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相良武雄
店長情報 › 聖書から › 十戒の第七戒(姦淫)

2009年05月18日

十戒の第七戒(姦淫)

 聖書の十戒の第七戒は、「あなたは姦淫してはならない。」、です。

 姦淫とは、ある辞書によれば、「人道にそむく情事」のことであると
のことです。これはかならずしも男女の間の正しくない性関係という
ことだけでなく、同性やそのほかの異常な性関係をも含んだ意味で
この言葉が使われていると思われます。

 そして聖書は、この姦淫の罪に対して、死刑を認めていました。

 現代日本のわれわれの感覚では、姦淫で死刑とはあまりに厳しい
という気がするかもしれませんが、封建時代の日本、たとえば江戸時
代でも、不義密通は市中引き回しのうえ獄門での死罪でした。

 ですから、現代日本のあるタレントのように、「不倫は文化だ」などと
いうのんきなことは、その当時にはとても言えなかったわけです。

 現代でも世界には姦淫について非常に厳しい国もありますが、なぜ
江戸時代の日本もそうですが、聖書でも、これほど姦淫の罪を問題に
するのでしょうか。

 十戒の第六戒、「あなたは殺してはならない」は、社会全体の構造の
根本についての戒めでしたが、この第七戒は社会を構成する最小単位
の家庭の基礎についての戒めです。

 つまり、殺人が、人と人との人格関係からなる社会構造を破壊すること
であるのと同様、姦淫は家庭という社会構造の最小単位を破壊すること
であるということなのです。

 だからこそ、姦淫は社会的犯罪としてたいへん厳しく断罪された時代が
あったのです。

 むしろ、現在の日本の状況こそが異常なのかもしれません。

 では、また。 


Posted by 相良武雄 at 18:45│Comments(0)
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