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相良武雄
店長情報 › 聖書から › 十戒の第九戒(偽証)

2009年05月21日

十戒の第九戒(偽証)

 聖書の十戒の第九戒は、「あなたは隣人について、偽証してはならない。」、です。

 人間社会の成立の基盤は、人と人との信頼関係にあります。その信頼関係に基づ
いて、契約によって共同体としての人間社会が成り立っています。

 その、人と人との信頼関係を破壊するものが、この第九戒で禁じられている「偽証」
ということです。信頼が破壊されれば、人間社会という共同体は成り立たなくなるから
です。

 偽証とは偽って証言することで、讒言(ざんげん 事実を偽って他人を悪くいうこと)と
同様なことですが、偽証はそれが裁判などでおこなわれると特別な力を持ってしまうこ
とがあります。

 真実でないことを偽って証言することは、ときとして人の生殺与奪の権を握ることにな
り、場合によってはその人を殺すことにまでなります。それは、その人の生命を奪うこと
によって人格性を破壊し、ひいては共同体としての信頼関係を破壊することによって、
人間の社会性をも破壊することになります。

 そしてさらに、人に関して偽証するだけでなく神に関して偽証する場合はどうでしょうか。

 そのことこそ、神について偽証し、アダムとエバを誘惑した悪魔がおこなったことでした。

 そして、そのことによって神と人との人格関係が破壊され、その失われた関係の回復の
ために、イエス・キリストが人のもとへと来られたのです。

 では、また。 


Posted by 相良武雄 at 08:10│Comments(0)
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