2009年05月19日
十戒の第八戎(盗む)
聖書の十戒の第八戎は、「あなたは盗んではならない。」、です。
ここで、「盗む」と訳されている言葉は、ヘブル語で「ガーナブ」と
いう言葉で、出エジプト記第21章16節の、「人をかどわかした者は、
これを売っていても、なお彼の手にあっても、必ず殺されなければな
らない」の、「人をかどわかす」つまり、「人さらい」、「誘拐」そして、
「拉致」、すなわち「人身を盗む」という意味も持っています。
したがって、ここでは、「盗む」ということが、ただ単に「人の所有物
を盗む」ということはもちろん、そしてそれよりもっと許しがたい、「人
の人身を盗む」ことをも意味していると思われます。
「人の人身を盗む」ことはどうしてそれほど許しがたいのでしょうか。
それは、人の人身そのものが、人が神との人格関係を有する中での、
その人の人格そのものであるからです。
その人身を盗むということは、人を単なる「モノ」と同じものにおとしめて、
盗み、売買し、利用するということだからです。
それを神は許されないのです。
神は人が人のモノを盗むことを許されないのはもちろん、人が人をモノの
ように、その人の人身を盗むことを到底許されないのです。
では、また。
ここで、「盗む」と訳されている言葉は、ヘブル語で「ガーナブ」と
いう言葉で、出エジプト記第21章16節の、「人をかどわかした者は、
これを売っていても、なお彼の手にあっても、必ず殺されなければな
らない」の、「人をかどわかす」つまり、「人さらい」、「誘拐」そして、
「拉致」、すなわち「人身を盗む」という意味も持っています。
したがって、ここでは、「盗む」ということが、ただ単に「人の所有物
を盗む」ということはもちろん、そしてそれよりもっと許しがたい、「人
の人身を盗む」ことをも意味していると思われます。
「人の人身を盗む」ことはどうしてそれほど許しがたいのでしょうか。
それは、人の人身そのものが、人が神との人格関係を有する中での、
その人の人格そのものであるからです。
その人身を盗むということは、人を単なる「モノ」と同じものにおとしめて、
盗み、売買し、利用するということだからです。
それを神は許されないのです。
神は人が人のモノを盗むことを許されないのはもちろん、人が人をモノの
ように、その人の人身を盗むことを到底許されないのです。
では、また。
Posted by 相良武雄 at 19:34│Comments(0)